福しが　～全国福祉保育労働組合滋賀支部

　1月26日に障害者家族の介護実態と各地の運動の交流・解決への運動の方向性を検証するシンポジウムが開催されます。主催は障全協近畿ブロック。
　滋賀県でも２００６年に甲良町で障害児を抱えた父子家族の心中事件が、一昨年も草津市で高齢の母親が障害児である子どもを殺害する悲しい事件が続いています。いすれも障害児を抱えた家族の介護負担や将来不安の存在が深く関わっているように思います。この事件以来、県内では障害者団体を中心に障害者と家族の生活実態の把握と改善にむけた努力が重ねられていますが、貧困な障害者施策の下では事態は思うように進んでいません。
　このシンポジウムは「実態」と「限界」をキーワードにしていてリアリティある討論が期待できます。関心のある方はぜひご参加を。