◆労働相談◆
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介護労組ネットが介護職員向けの講座を開催
滋賀県介護労組ネットの介護講座が29日に開催されました。
今回は、講座①「認知症の介護ケアについて」、講座②「高齢者の地域生活の実態と支援者の役割」の2つ。認知症のケアについては、大津市のディサービスで主任をされている勝嶌氏が実際の事例を報告、その後参加者で討論をして、認知症の高齢者の実践について深めました。

また、高齢者の生活実態の講義では、明治学院大の河合克義氏が、高齢者の貧困と社会的孤立の問題について、氏が制作から関わったNHK「老人漂流社会」の録画や調査で得たデータを基に解説されました。滋賀県では、高齢者の単身者率は低位で安定しているものの、全国統計から見れば、その内の半数以上が経済的困難を抱えているとされており、決して他人事ではないことがわかりました。


現在、滋賀県では、認知症の高齢者の生活保障や家族の介護負担、また高齢者が安心して暮らせる住居や施設の確保が問題になっています。介護現場で働く支援者も、目前の対象者へのケアとともに、社会全体に視野を広げ、問題意識を高めていくことが大切ではないでしょうか。
今回は、講座①「認知症の介護ケアについて」、講座②「高齢者の地域生活の実態と支援者の役割」の2つ。認知症のケアについては、大津市のディサービスで主任をされている勝嶌氏が実際の事例を報告、その後参加者で討論をして、認知症の高齢者の実践について深めました。
また、高齢者の生活実態の講義では、明治学院大の河合克義氏が、高齢者の貧困と社会的孤立の問題について、氏が制作から関わったNHK「老人漂流社会」の録画や調査で得たデータを基に解説されました。滋賀県では、高齢者の単身者率は低位で安定しているものの、全国統計から見れば、その内の半数以上が経済的困難を抱えているとされており、決して他人事ではないことがわかりました。
現在、滋賀県では、認知症の高齢者の生活保障や家族の介護負担、また高齢者が安心して暮らせる住居や施設の確保が問題になっています。介護現場で働く支援者も、目前の対象者へのケアとともに、社会全体に視野を広げ、問題意識を高めていくことが大切ではないでしょうか。
2016年05月30日 Posted by 福祉保育労組滋賀支部 at 14:04 │Comments(0) │福祉・保育・介護情報│福祉保育労組 奮闘日記
保育問題で県と国会議員に申し入れ
今国会に野党4党が共同で提出した給与5万円アップ等を内容とする「保育士処遇改善法案」は、審議にすら入らず棚上げ状態です。このまま国会が閉会すれば、保育士の処遇改善のみでなく、日本の保育の根本問題を論議する貴重な機会が失われることになります。
福祉保育労滋賀支部では、県自治労連、保育運動連絡会と連名で、滋賀県と滋賀選出の国会議員に要望書を提出し、保育所の待機児童解消、保育士の待遇改善を早急に進めることを要請しました。


福祉保育労滋賀支部では、県自治労連、保育運動連絡会と連名で、滋賀県と滋賀選出の国会議員に要望書を提出し、保育所の待機児童解消、保育士の待遇改善を早急に進めることを要請しました。


2016年05月25日 Posted by 福祉保育労組滋賀支部 at 17:11 │Comments(0) │福祉・保育・介護情報│福祉保育労組 奮闘日記
〈米原市〉パワハラ学習会のお知らせ
5月27日(金)米原公民館で、パワハラ学習会を行います。
主催は、福祉保育労滋賀支部ひかり福祉会分会
福祉職場でも蔓延するハラスメント。その問題を考え対応策を探ります。

主催は、福祉保育労滋賀支部ひかり福祉会分会
福祉職場でも蔓延するハラスメント。その問題を考え対応策を探ります。

2016年05月24日 Posted by 福祉保育労組滋賀支部 at 09:53 │Comments(0) │お知らせ│福祉保育労組 奮闘日記
〈講座〉介護職員のための認知症ケア
近江八幡市で、介護職員を対象にした講座賀開催されます。主催は、滋賀県介護労組ネットです。
認知症の高齢者に対する実践を事例など通じて考える第1部、それに高齢者の生活の実態に迫る第2部があります。特に第2部の講師の河合先生は、NHKの漂流社会にも出演し、高齢者の貧困問題の第一人者でもあります。
興味のある方はぜひご参加を!


認知症の高齢者に対する実践を事例など通じて考える第1部、それに高齢者の生活の実態に迫る第2部があります。特に第2部の講師の河合先生は、NHKの漂流社会にも出演し、高齢者の貧困問題の第一人者でもあります。
興味のある方はぜひご参加を!


2016年05月17日 Posted by 福祉保育労組滋賀支部 at 17:01 │Comments(0) │お知らせ│福祉・保育・介護情報
憲法25条を守れ!福祉関係者が大集会
「社会保障・社会福祉は国の責任で!憲法25条を守る5.12共同集会」が12日、東京日比野外音楽堂で開催されました。これは、福祉保育労をはじめ障全協、全保連、きょうされん、21老福連、社保協など福祉関係団体が実行委員会をつくり準備してきた集会です。全国からおよそ3500名が参加しました。

集会の最初に、呼びかけ人のひとり尾藤洪廣喜弁護士(生活保護対策全国会議代表)は、「社会保障改革推進法は憲法25条に違反する」「憲法25条を守り、戦争法と社会保障改革推進法を廃止し、立憲主義を取り戻す運動を広げよう」とあいさつ。

続いて、生活保護受給者や保育士、保育所の親、医師や介護労働者、年金受給者など各分野からの報告がありました。保育士として登壇した組合員は、「この賃金では生活していくのがやっとだ、政府は必要な公定価格を保障すべき」と発言。また介護職員は、「一人夜勤など仕事は厳しくなっている。介護報酬が引き下げられ現場では不安が広がっている」、生活保護裁判を闘う参加者は「一日おきに風呂に入ることが贅沢か。人間らしく生きる権利を守るためにたたかう」と相次いで実態を訴えました。

集会の後は、国会にむけてデモ行進を行いました。福祉保育労は「福祉は権利」の横断幕やプラカードを持ち行進。国会議員会館前では、「権利としての社会福祉事業を守る請願署名」の紹介議員である日本共産党の議員団がデモ隊を迎え、各地の参加者から署名を改めて手渡しました。

行動の最後は、有楽町駅前に移動して、福祉労働者の処遇改善について宣伝行動。参加者がマイクで訴え通行人にビラを配布しました。
集会の最初に、呼びかけ人のひとり尾藤洪廣喜弁護士(生活保護対策全国会議代表)は、「社会保障改革推進法は憲法25条に違反する」「憲法25条を守り、戦争法と社会保障改革推進法を廃止し、立憲主義を取り戻す運動を広げよう」とあいさつ。
続いて、生活保護受給者や保育士、保育所の親、医師や介護労働者、年金受給者など各分野からの報告がありました。保育士として登壇した組合員は、「この賃金では生活していくのがやっとだ、政府は必要な公定価格を保障すべき」と発言。また介護職員は、「一人夜勤など仕事は厳しくなっている。介護報酬が引き下げられ現場では不安が広がっている」、生活保護裁判を闘う参加者は「一日おきに風呂に入ることが贅沢か。人間らしく生きる権利を守るためにたたかう」と相次いで実態を訴えました。
集会の後は、国会にむけてデモ行進を行いました。福祉保育労は「福祉は権利」の横断幕やプラカードを持ち行進。国会議員会館前では、「権利としての社会福祉事業を守る請願署名」の紹介議員である日本共産党の議員団がデモ隊を迎え、各地の参加者から署名を改めて手渡しました。
行動の最後は、有楽町駅前に移動して、福祉労働者の処遇改善について宣伝行動。参加者がマイクで訴え通行人にビラを配布しました。
2016年05月16日 Posted by 福祉保育労組滋賀支部 at 11:46 │Comments(0) │福祉・保育・介護情報│福祉保育労組 奮闘日記│憲法が生きる平和な社会へ
滋賀県民メーデーに参加しました!
5月1日、福祉保育労滋賀支部は、第87回滋賀県民メーデーに参加しました。暑いくらいに晴れた大津中央会場は、美和鼓太鼓によるオープニングではじまりました。

集会の冒頭、瀧上実行委員長は「安倍政権は昨年9月に戦争法を強行採決した。そればかりか国民の暮らしや経済あらゆる面で安倍暴走政治の破たんが明らかになってきている。滋賀では3月に大津地裁で高浜原発運転停止の仮処分を出させ、戦争法廃止と立憲主義回復をめざす野党統一候補も実現した。労働者と住民の共同の運動で、この暴走政治を止めていきましょう」とあいさつ。

リレートークでは、福祉保育労の組合員も壇上に上り、「政府の保育所待機児童対策は目先の規制緩和で保育が守れない。保育士の処遇改善もわずかな引き上げにしかならず、これでは事態は改善しない」「福祉保育労は、保育予算の大幅な引き上げなど抜本的な改善を求めていきます」と力強く訴えました。

パルコ前までのデモ行進では、参加者の思い思いに意匠を凝らしたデコレーションに混じって、福祉保育労は、青地に「福祉は権利」と書かれた横断幕、「保育士増やせ」「保育士の処遇改善」などのプラカードを掲げながら行進しました。

各地域のメーデーにも分会から組合員が参加し、福祉職場の現状や福祉労働者の処遇改善について積極的に訴えています。
なお、5月2日の京都新聞の記事では、福祉保育労の訴えの様子が取り上げられています。

集会の冒頭、瀧上実行委員長は「安倍政権は昨年9月に戦争法を強行採決した。そればかりか国民の暮らしや経済あらゆる面で安倍暴走政治の破たんが明らかになってきている。滋賀では3月に大津地裁で高浜原発運転停止の仮処分を出させ、戦争法廃止と立憲主義回復をめざす野党統一候補も実現した。労働者と住民の共同の運動で、この暴走政治を止めていきましょう」とあいさつ。
リレートークでは、福祉保育労の組合員も壇上に上り、「政府の保育所待機児童対策は目先の規制緩和で保育が守れない。保育士の処遇改善もわずかな引き上げにしかならず、これでは事態は改善しない」「福祉保育労は、保育予算の大幅な引き上げなど抜本的な改善を求めていきます」と力強く訴えました。
パルコ前までのデモ行進では、参加者の思い思いに意匠を凝らしたデコレーションに混じって、福祉保育労は、青地に「福祉は権利」と書かれた横断幕、「保育士増やせ」「保育士の処遇改善」などのプラカードを掲げながら行進しました。
各地域のメーデーにも分会から組合員が参加し、福祉職場の現状や福祉労働者の処遇改善について積極的に訴えています。
なお、5月2日の京都新聞の記事では、福祉保育労の訴えの様子が取り上げられています。
