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学童保育所を増そう! 職員の処遇改善を進めよう! 12.24署名行動

 近江八幡市の学童保育施策を拡充させて子ども職員も安心して通える保育所にしようと、クリスマスイブの24日に近江八幡駅周辺で署名行動を行いました。行動には、福祉保育労組合員をはじめ市連協の職員、親、子ども29名が集まり、駅北口と南口で署名を訴えました。


 クリスマスの買い物に向かう人たちに声をかけると、「自分の子どもも学童保育所にお世話になったから」と協力してくれる方も少なくありませんでした。ロータリー広場で演奏をしていた青年2人は、保育士と介護士で、「自分たちも同じ仕事だから良くわかる」と快くサイン。 


 1時間ほどの行動で、451筆もの署名が集まりました。組合では、年末年始も署名を広げながら、1月にはまた駅前など街頭署名を予定しています。


  

2017年12月25日 Posted by 福祉保育労組滋賀支部 at 12:09Comments(0)福祉・保育・介護情報福祉保育労組 奮闘日記

“詰め込み保育、低い運営費” 近江八幡の学童保育を良くしたい!

 近江八幡市の学童保育(放課後児童クラブ)施策は、周りの市と比べて整備が遅れています。現在、11の小学校区において21ヶ所が運営されていますが、年々入所児童が増加し、H30年度には約6割で定員オーバーとなってしまいます。それでも市は学童保育所を設置しないうえに、定員の120%まで受け入れるよう事業所に求めています。

 また運営委託料については、市が予算措置を行わないために国基準より大幅に低く、運営を守るために職員の人件費も抑えざるを得ない状態です。 

 このままでは、職員確保も子どもたちの発達も親の就労権も守ることができない、と福祉保育労では、親とも連携して担当課や市会議員への要請を続けてきました。しかし広く市民に協力を訴えていくために署名に取り組むことになりました。

 署名では、①市の責任で学童保育所を増設すること、運営委託料を国基準まで引き上げる、ことを求めています。


 近江八幡市は、学童保育所だけでなく、公立保育所の民営化や子ども園化も進めています。その一方で、90億円を投じて「豪華庁舎」を建設しようとしています。住民の願いは、やはり福祉や保育の拡充ではないでしょうか。

 どうぞ署名活動にご理解とご協力をお願いします。  

                   署名用紙(表面・裏面)↓
20171218104824483_0001.pdf (PDF: 498.39KB)
20171218104824483_0002_1.pdf (PDF: 532.78KB)





  

2017年12月21日 Posted by 福祉保育労組滋賀支部 at 15:53Comments(0)福祉・保育・介護情報福祉保育労組 奮闘日記

消費税財源で保育・介護職員の賃上げ

 政府は、12月8日、「新しい経済政策パッケージ」を発表しました。これは持続的な経済成長のために鍵になるのは「少子高齢化」だとし、消費税を10%に引き上げて増収分を財源として新たな施策を実施するものです。福祉に関しては、①幼児教育の無償化、②待機児童の解消と保育士の処遇改善、③介護・障害人材の処遇改善などが挙げられています。なかでも、保育職員の処遇改善については、2019年4月から1%(月3千円相当)の引き上げ、介護・障害職員に対しては、2019年10月から3万3千円(これまでの処遇改善加算4万7千円の加えて合計で8万円)引き上げを行うとしています。詳細はまだわかりませんが、これまでの処遇改善加算の上乗せとしてとして実施されることが考えられます。
 政府がこうした政策を打ち出す背景には、私たち福祉保育労や関係者の運動、国民の世論があることは確かですが、しかし一方では問題も残されています。
 第1に、人材確保や処遇改善を言うのであれば、介護・障害者自立支援報酬を引き上げるべきです。現在審議されている内容は、報酬引き下げや報酬構造の見直しが中心で処遇改善とは矛盾しています。
 第2に、職員配置基準の問題がほとんど議論されていないことです。離職や人材不足のもうひとつの要因は、休憩や休暇も取れないような過重労働にあります。報酬引き上げと合わせて正規職員を増やせる基準を設けることが喫緊の課題であるにも関わらず、この問題が生産性向上や介護ロボットの活用などに置き変えられています。
 第3には、消費税増税を財源とすることです。消費税は収入の低い人ほど負担が重くなる逆進性を持った税制度です。それを財源にすることで、福祉拡充と国民負担が直結し、常に両者が天秤にかけられます。そうではなく、税金の使い方を見直し収入や利益に応じた公平な税収入を追求することで、福祉の財源を確保すべきではないでしょうか。
 他にも処遇改善加算の仕組み等を見直すなどの課題もあります。福祉・保育職員の実効性のある処遇改善のためには引き続き国への運動が必要でしょう。

新しい経済政策パッケージ(平成29年12月8日) http://www5.cao.go.jp/keizai1/package/package.html  

2017年12月12日 Posted by 福祉保育労組滋賀支部 at 17:32Comments(0)福祉・保育・介護情報

福祉職員の増員と処遇改善! 12.1全国いっせい行動に参加

 12月1日は、福祉職員の大幅増員・賃金引上げを求める全国いっせい行動でした。滋賀支部では、職場でのワッペンアピール、厚生労働大臣へのFAX要請、夕方には署名行動に取り組み100名近い組合員が行動に参加しました。


 夕方には草津駅、彦根駅で署名行動。草津市内の子ども園で働いているという保育士は、「必要なことだから頑張ってください」と快く署名に応じていただきました。彦根駅は雨が降るなど悪条件のなかでしたが、51筆の署名を集めることができました。


 福祉保育労中央本部では、同日に厚生労働省と交渉を行い、介護・障害者報酬の引き上げを求めています。午後からは福祉関係者共同集会が開催されるなど、全国で行動を展開しました。




  

2017年12月06日 Posted by 福祉保育労組滋賀支部 at 12:22Comments(0)福祉・保育・介護情報福祉保育労組 奮闘日記