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福祉関係者の「働き方」市民講座を開催

 2月21日、福祉保育労滋賀支部と県労連の関係労組が共催で、「医療・福祉・介護・保育で働く人のための『働き方』野洲市民講座」を開催しました。これは3回シリーズで、第1回は「労働時間と休憩取得を考えよう」とし、時間外労働の上限規制や36協定の締結などの法改正について学習しました。


 当日は、福祉保育労の組合員をはじめ病院関係職員や障害者事業所の職員などが参加しました。講義の後の意見交換では、「休憩中も仕事せざるを得ないが、これもサービス残業ではないか」「障害者職場で時間外勤務の申請書はあるが、すべて申請していない」「終業時間があってない状況。どの職員もいつまでも残っている。手当も出ない」「夜勤では休憩が取れたり取れなかったりだ」など、福祉・医療職場の厳しい現状が話されました。

 また参加者からは、「学習ができて良かった。参考になった」「他の職業の話が聞けてよかった」などの感想が寄せられ、こうした講座の必要性を再認識しました。

 「働き方」野洲市民講座は、第2回「職場からパワハラ・セクハラをなくすために(4/17)」、第3回「非正規職員の待遇の格差を考えよう(6/20)」と開催されます。ぜひご参加ください。
  

2020年02月26日 Posted by 福祉保育労組滋賀支部 at 16:17Comments(0)お知らせ福祉・保育・介護情報福祉保育労組 奮闘日記

福祉保育労のOB会が大津で開催されます

 福祉保育労のOB会の総会&交流会が、2月29日~3月1日の日程で、大津市内で開催されます。福祉保育労に在籍していた方、また現在在籍されている方はどなたでも参加できます。
 申し込みが必要ですので、希望されある方は早めに、滋賀支部(fukuhosg@email.plala.or.jp)までお願いします。




  

2020年02月06日 Posted by 福祉保育労組滋賀支部 at 12:21Comments(0)お知らせ福祉保育労組 奮闘日記

福祉職場の「働き方改革」は進んでいるか

 働き方改革関連法による労働時間の上限規制や有給休暇5日義務制、非正規労働者の不合理な格差禁止、またハラスメント対策の義務化など、福祉職場でも「働き方改革」が進められています。

 しかし、現場からは、「体制が取れず休めない」「昼休みも事務仕事」「非正規雇用では収入が低すぎて生活できない」など、改革どころか痛切な声が聴かれます。

 滋賀県労連が、医療・福祉職員を対象に、「働き方」市民講座を、野洲市を会場に行います。どうぞ参加をお願いします。


  

2020年02月05日 Posted by 福祉保育労組滋賀支部 at 13:36Comments(0)お知らせ福祉・保育・介護情報

春闘労働学校を開催!

 滋賀支部は、2月1日に春闘労働学校を開催しました。



 前半は、「最賃1500円でみんな賃金アップ! 福祉職員と最低賃金の関係」と最低賃金について学習会。全労連の調査から、私たちが生活していくためには、少なくとも時給1500円以上の賃金が必要で、それを保障するためには最低賃金の引き上げが不可欠です。特に保育・福祉の分野は、賃金水準が全体的に低いため、最低賃金が1500円に上がれば全体の賃上げ効果が生まれます。そのためにも、滋賀支部としても最低賃金の引き上げと全国一律制度の実現の運動が必要だと勉強。



 後半は、「分会活動や組織拡大のこと、何でも話そう」「非正規職員の格差是正」の2つのテーマに分かれての分科会でした。分会活動の分科会では、「ある程度条件が整備されると組合を離れる人もいる」「組織拡大が思うように進まない」などの活動上の悩みも出され、参加者で率直な意見交換を行いました。参加者からは「他の職場の話を聞いて組合を頑張ろうという気持ちになった」という感想も出されました。



 非正規格差是正では、パンフを使って法改正の内容について学習をしながら、それぞれの職場の状況や非正規職員の待遇などについて交流しました。臨時・パート・嘱託など形態は様々ですが、正規職員との格差を是正することで、職場のチームワークが図れることや、春闘で非正規労働者の要求を取り上げて交渉していく必要があることなどが話されました。参加者からは、「非正規フルタイムで無期雇用の問題をどう考えるか整理ができた。交渉での訴え方がわかった」という感想もあり、春闘の力を蓄えた一日でした。
  

2020年02月03日 Posted by 福祉保育労組滋賀支部 at 15:21Comments(0)福祉保育労組 奮闘日記憲法が生きる平和な社会へ