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〈滋賀〉最低賃金が14円アップして730円に
滋賀地方最低賃金審議会は8月27日、最低賃金を14円引き上げて730円(時給)とする意見を労働局長に答申しました。これを受けて正式改定の諸手続きに入り10月下旬には効力が発生する見込みです。滋賀県の最低賃金は10年連続で引上げ近畿では大阪、京都、兵庫に次いで4番目となります。今回は中央審議会の目安12円に2円積み増したことは評価できますが、2010年に「2020年までに平均1000円を目指す」とした政労使合意や、ILO・社会権規約委員会の「家族が人たるに値する生活を送れるように」という意見を照らせばあまりに緩慢な伸びであり改善は十分な額ではありません。
福祉業界でも非正規労働者が増加し年収で300万円に満たない労働者も少なくありません。この状況を改善するためにも最低賃金を大幅に引き上げることで、福祉業界、予算拡大、政策見直しへ影響を与えていくことが重要になっています。滋賀県労連は29日、労働局長に異議を申し立てました。また併せて厚労省が9月を「過重労働重点監督月間」とし、ブラック企業などの無料電話相談(9/1)や4000社への立ち入り調査を行うとしていることに対し、滋賀での具体的な予定、厳格に行うようことを併せて要請しています。
福祉業界でも非正規労働者が増加し年収で300万円に満たない労働者も少なくありません。この状況を改善するためにも最低賃金を大幅に引き上げることで、福祉業界、予算拡大、政策見直しへ影響を与えていくことが重要になっています。滋賀県労連は29日、労働局長に異議を申し立てました。また併せて厚労省が9月を「過重労働重点監督月間」とし、ブラック企業などの無料電話相談(9/1)や4000社への立ち入り調査を行うとしていることに対し、滋賀での具体的な予定、厳格に行うようことを併せて要請しています。