福しが　～全国福祉保育労働組合滋賀支部

　６日大津市なぎさ公園で「ストップTPP!県民緊急集会」が開催されました。主催は、「TPPから県民のいのちと暮らし／医療と食を守る県民会議」で、福祉保育労も参加を呼び掛けてきました。滋賀県はTPP参加で農業は大きな打撃を受けるといわれますが、実際には他にも、自由診療の拡大による医療保険制度の縮小、介護や福祉の分野での外国人労働者の安易な流入、自主的な共済制度（労組共済だけでなくCOOPやJAなども）への攻撃など福祉関係者の仕事や生活にも大きな影響を与えます。
　初の嵐が吹き荒れ集会は開催が危ぶまれましたが、1000人あまりの参加者で会場は熱気にあふれました。JAや医療関係者、議員などから次々と発言し、政府の交渉参加方針への危機感を共有しました。最後は愛荘町の村西俊雄・滋賀県町村会長が力強く反対を訴え、雨と風に負けず市内をにぎやかにデモ行進をしました。