◆労働相談◆
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滋賀社研集会を開催!
7月7日、草津市で「第9回滋賀社会福祉研究交流集会」を開催しました。
集会では、最初に「私たちの仕事“社会福祉の仕事“の専門性と役割を考える」をテーマに、大阪健康福祉短大教授の鴻上圭太氏が基調講演。講演で鴻上氏は、社会福祉の専門性や労働(仕事)について解説し、「社会福祉労働とは、対象者の成長や発達を阻む障害を取り除き、全面発達を可能にするもの」「そのなかで労働者自身も人間的発達をしていくこが大切」「専門性は必要だが、細分化しすぎると本来の目的を失ってしまう」「社会福祉職場は、資本拡大と基本的人権とのたたかいの最前線」などと話されました。後半は分科会で、講演を受けて専門性や職員同士のコミュニケーションと育ち合える職場づくりについて討議しました。

参加者からは、「仕事を通じて、職員・利用者ともに人間的発達を遂げられることこそ意義があると学んだ」「専門性について今まで漠然と考えていたが、いろいろ考える機会になった」「それぞれの職場でコミュニケーションの難しさの実態があり、意見交換は新鮮でよかった」などたくさんの感想が寄せられました。

福祉職場では、体制の厳しさから、職員同士で充分に話し合うことすらできない実態があります。また低賃金や雇用の不安定さが慢性化し、働き続けること自体が難しく人手不足も深刻です。そうしたなかで、改めて社会福祉労働の本来の意義や役割、専門性を再認識することは、「国民の権利としての社会福祉を守り、そのためにも職員の賃金・労働条件を改善する」という、私たちの運動にとって大切な意味を持っています。
集会では、最初に「私たちの仕事“社会福祉の仕事“の専門性と役割を考える」をテーマに、大阪健康福祉短大教授の鴻上圭太氏が基調講演。講演で鴻上氏は、社会福祉の専門性や労働(仕事)について解説し、「社会福祉労働とは、対象者の成長や発達を阻む障害を取り除き、全面発達を可能にするもの」「そのなかで労働者自身も人間的発達をしていくこが大切」「専門性は必要だが、細分化しすぎると本来の目的を失ってしまう」「社会福祉職場は、資本拡大と基本的人権とのたたかいの最前線」などと話されました。後半は分科会で、講演を受けて専門性や職員同士のコミュニケーションと育ち合える職場づくりについて討議しました。

参加者からは、「仕事を通じて、職員・利用者ともに人間的発達を遂げられることこそ意義があると学んだ」「専門性について今まで漠然と考えていたが、いろいろ考える機会になった」「それぞれの職場でコミュニケーションの難しさの実態があり、意見交換は新鮮でよかった」などたくさんの感想が寄せられました。

福祉職場では、体制の厳しさから、職員同士で充分に話し合うことすらできない実態があります。また低賃金や雇用の不安定さが慢性化し、働き続けること自体が難しく人手不足も深刻です。そうしたなかで、改めて社会福祉労働の本来の意義や役割、専門性を再認識することは、「国民の権利としての社会福祉を守り、そのためにも職員の賃金・労働条件を改善する」という、私たちの運動にとって大切な意味を持っています。