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介護労組ネットが介護職員向けの講座を開催
滋賀県介護労組ネットの介護講座が29日に開催されました。
今回は、講座①「認知症の介護ケアについて」、講座②「高齢者の地域生活の実態と支援者の役割」の2つ。認知症のケアについては、大津市のディサービスで主任をされている勝嶌氏が実際の事例を報告、その後参加者で討論をして、認知症の高齢者の実践について深めました。
また、高齢者の生活実態の講義では、明治学院大の河合克義氏が、高齢者の貧困と社会的孤立の問題について、氏が制作から関わったNHK「老人漂流社会」の録画や調査で得たデータを基に解説されました。滋賀県では、高齢者の単身者率は低位で安定しているものの、全国統計から見れば、その内の半数以上が経済的困難を抱えているとされており、決して他人事ではないことがわかりました。
現在、滋賀県では、認知症の高齢者の生活保障や家族の介護負担、また高齢者が安心して暮らせる住居や施設の確保が問題になっています。介護現場で働く支援者も、目前の対象者へのケアとともに、社会全体に視野を広げ、問題意識を高めていくことが大切ではないでしょうか。
今回は、講座①「認知症の介護ケアについて」、講座②「高齢者の地域生活の実態と支援者の役割」の2つ。認知症のケアについては、大津市のディサービスで主任をされている勝嶌氏が実際の事例を報告、その後参加者で討論をして、認知症の高齢者の実践について深めました。
また、高齢者の生活実態の講義では、明治学院大の河合克義氏が、高齢者の貧困と社会的孤立の問題について、氏が制作から関わったNHK「老人漂流社会」の録画や調査で得たデータを基に解説されました。滋賀県では、高齢者の単身者率は低位で安定しているものの、全国統計から見れば、その内の半数以上が経済的困難を抱えているとされており、決して他人事ではないことがわかりました。
現在、滋賀県では、認知症の高齢者の生活保障や家族の介護負担、また高齢者が安心して暮らせる住居や施設の確保が問題になっています。介護現場で働く支援者も、目前の対象者へのケアとともに、社会全体に視野を広げ、問題意識を高めていくことが大切ではないでしょうか。