福しが　～全国福祉保育労働組合滋賀支部

　大津市では、母子家庭など困難を抱える子どもたちの夜の時間の居場所づくりの支援が広がっています。夕方の時間や夕飯を子どもだけで過ごさざるを得ない子どもたちに寄り添い、生活習慣の乱れや勉強の遅れも支援しています。市・県の社会福祉協議会、縁創造実践センター、ボランティア、福祉施設も連携して取り組んでいるようです。（京都新聞2015/2/15掲載記事より）
　国民の経済格差は広がる一方で、特に母子家庭や子どもの貧困は深刻です。こうした支援活動が民間で広がることは大切なことです。でも同時に福祉施策が実態に対応できていない問題も浮かび上がってきます。先行した実践に学んで、国や自治体の公的福祉・就労施策を拡充することも必要ではないでしょうか。