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大津の社会福祉法人の報告書改ざん問題

 一昨日の報道です。昨年発覚した大津市の母子福祉の社会福祉法人の県・市への報告書改ざんによる不正問題の続報です。なぜこのような問題が長期に渡って続けられたのか?その原因や首謀者は?県や該当する自治体の監査は気付かなかったのか?などいろいろと疑問が残ります。私たちの税金が法人の運営には使われていますし、施設の優先利用も「母子家庭のお母さん方のために」とした自治体の支援であったと思います。ぜひとも問題の徹底究明と社会福祉法人が本来の役割を発揮してもらうことを望みます。(事務局)

新聞記事全文 【滋賀県、243万円過料処分 大津・福祉法人過少報告問題】 京都新聞( 2014年03月11日)
 大津市の社会福祉法人「滋賀県母子福祉のぞみ会」が滋賀県と市の施設内で経営する食堂や喫茶室の売上額などを偽り、施設使用料を不正に免れていた問題で、県は11日までに、同会に対する243万円の過料処分を決めた。
 県によると、同会は、経営状況に応じて施設使用料が減免される制度を悪用するため、赤字に改ざんした収支報告書を作ったことや、不正が約10年前から常態化していたことを認めたという。
 一方、文書の一部が残されておらず、首謀者や不正が始まった時期などは確認できなかったとしている。
 県と市は同会に対し、施設の使用許可を出さないことを決めた。県は条例に基づき、納付を免れた金額の35%の過料処分とした。
 県は昨年7月、同会が売上額を過少報告するなどして2008年度から5年間で県有3施設の使用料計約780万円を不正に免れていたと指摘。大津市の3施設でも10~12年の使用料計133万円を不正に逃れていたことが判明した。同会は昨年11月、不正に免れた計約830万円(時効分約88万円除く)を県と市に全額納入したという。同会は「不正の事実を重く受け止め、組織の見直しを図って再出発したい」としている。



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2014年03月13日 Posted by福祉保育労組滋賀支部 at 13:43 │Comments(0)福祉・保育・介護情報

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