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保育士等処遇改善臨時特例事業がはじまります

 4月から厚生労働省の「保育士等処遇改善臨時特例事業」が実施されます。これは、子ども子育て3法の成立にあたって、保育士の低賃金や劣悪な処遇が人材確保にとって障壁になっていることが大きな問題になったために政府が予算化した制度です。これは、全国の私立保育所に勤務する職員(非常勤含む)を対象に、処遇改善(賃金の引上げ)を目的にしたもの。申請する園は職員の処遇改善計画を提出し、結果の報告も義務付けられていて、いわゆる「出口規制」がされることになります。これは介護職場で実施されている処遇改善交付金(加算)と共通の設計をしたものです。
 ただ、補助金額が子ども数に応じるために、園が雇う職員の数によって一人当たりに分配される額が上下すること、恒久的な措置ではないため本俸などに反映しづらい、定期昇給財源への活用など「抜け道」があることなど問題も抱えています。
 ただ、これを有効に活用して、職場単位は賃金改善の努力、自治体や国も更なる支援が求められることに変わりはありません。(PDFで都道府県宛の通知、計画書、報告書を掲載します)
20130327181258447.pdf (PDF: 827.74KB)20130327181218704.pdf (PDF: 211.52KB)  

2013年03月28日 Posted by 福祉保育労組滋賀支部 at 17:47Comments(0)福祉・保育・介護情報

滋賀の最低賃金を1000円に!

 3月27日、早朝の大津駅前で、5月から始まる最低賃金審議会(中央および滋賀県)にむけて、最低賃金時給を1000円以上に引上げることを求める宣伝行動を行いました。滋賀県の最低賃金は716円で、となりの京都より43円低く、大阪より84円低い水準です。全労連の調査では、25歳独身男性が生活するのには月22万円程度が必要とされています。時給に換算すると1200~1300円くらいです。今の716円ではフルタイムで働いても月に11万5千円ほど。日本の貧困ラインはおよそ年収200万円ですから、まさにワーキングプアと言えます。最低賃金審議会のメンバーも労働者委員は大企業労組出身者が占めています。中小零細企業労働者や福祉労働者の実態を反映させるには、やはり声をあげていかないといけないですね。
  

2013年03月27日 Posted by 福祉保育労組滋賀支部 at 16:04Comments(0)福祉保育労組 奮闘日記

明日を灯すキャンドル 草津市会場

明日を灯すキャンドルしが 草津会場の様子です。6時に点灯。

子どもと一緒にキャンドルをハート型に並べ震災の事・命の大切さ・そして被災した人たちに「がんばって~」とエールを送りみんなでキャンドルを囲んで黙とうをささげました。キャンドルは閉園まで点灯、最後に迎えに来られた人にも見てもらう事ができました。  

2013年03月15日 Posted by 福祉保育労組滋賀支部 at 22:43Comments(0)震災復興支援

3月12日の記事

「誰もがシアワセに 復興への思いを滋賀から被災地へ」を合言葉に、県内の福祉関係者が中心になってすすめてきた「明日を灯すキャンドル3.11」が3月11日、近江八幡金田教会、草津市内の保育所、東近江市学能登川東子どもの家、で行われました。メイン会場となった金田教会ではキャンドル点灯し全員で黙祷を捧げた後、滋賀避難者の会の遠藤正一さんの解説で映画「普通の生活」を上映しました。映画では、普通の生活が一変してしまった福島の住民の方々が、その現実に怒りを感じつつも、現実に向かい合いながら生きている姿が描かれていました。


前日の10日は、「原発のない社会へ びわこ集会」が大津市膳所公園、生涯学習センターで開催されました。
労働組合をはじめ広範な市民団体を中心に取り組まれおよそ1000人が参加しています。午前中は福島県出身の講談師の神田香織さんの講演会、若狭原発差し止め訴訟の弁護士として活躍する井戸謙一さんの講演など、また膳所公園では各団体の「こだわりマーケット」が開かれました。午後の集会・デモは、冷たい風雨のなかでしたが、フクシマへの連帯と、原発再稼働反対を大いにアピールしました。
  

2013年03月12日 Posted by 福祉保育労組滋賀支部 at 14:48Comments(0)

国会議員要請行動 「福祉は権利」署名8万筆を提出!

 福祉保育労では、3月4日に春闘の第1次中央行動を衆議院第2議員会館で行いました。行動には全国からおよそ120名が参加し、480名の衆議院議員に署名への賛同と「社会保障と税の一体改革」見直しを要請しました。
 行動の午前中は、金沢大学の横山寿一氏を招き、自民党政権復活後の阿部政権のアベノミクスの限界、社会保障改革推進法の問題点など国政の状況について講演。午後からは議員訪問行動でした。議員には、要請書とともに全国525人の組合員の生の声を集めた冊子「私はこれを訴えたい!私の一言」を渡し、福祉現場の実情を訴えました。
 
 署名は、紹介議員になっていただいた日本共産党の田村智子議員におよそ8万筆を手渡しました。「福祉は権利」署名は引き続き5月末まで集めて、追加して提出します。
  

2013年03月06日 Posted by 福祉保育労組滋賀支部 at 17:24Comments(0)福祉保育労組 奮闘日記

〈滋賀〉社会保障推進協議会総会

滋賀県社会保障推進協議会の第17回年次総会が1日、大津市かざぐるま会館で開かれました。

政府は「社会保障と税の一体改革」路線を強め、消費税引き上げと社会保障制度の改悪を推し進めています。滋賀でも住民の貧困と格差が広がってます。総会では、医療、障害者、国民健康保険、年金、生活保護、保育、中小個人業者など加盟する各分野の団体から、実態と活動の報告がされました。総会の最後に、滋賀県保険医協会の羽柴事務局長は、「政府が憲法96条の見直しを提案していることは注視しなければならない。憲法を守ることが社会保障を守ることにつながる。」と締めくくりました。
  

2013年03月02日 Posted by 福祉保育労組滋賀支部 at 11:16Comments(0)福祉・保育・介護情報