大津市で、福祉保育労の「福祉は権利ビジョン」学習会
大津市のおおつ福祉会分会(障害)では、福祉保育労が作成したあるべき社会福祉理念と政策を提起した「福祉は権利ビジョン」の学習会を、12月18日に大津市の唐崎やよい作業所を会場に開催しました。学習会は支部役員が講師を行い、軽食を取りながらなごやかな雰囲気でした。学習会では、現在、社会保障改革プログラム法や介護、保育制度の改悪が進んでいる点、そしてそれは制度のみでなく社会福祉の「理念」も変えられてきていて憲法25条の改憲にも向う危険があること、そのうえで福祉保育労が作成した「『福祉は権利』ビジョン」で、福祉労働者が考える「本来の社会福祉の理念や原則」について学び、意見交換を行いました。
参加者からは、「憲法が変えられようといているところが重要」「憲法25条と9条が一体だから秘密保護法が出てきている」「こういう討論ができるのはとても楽しい」などの意見が出され、福祉も理念が憲法とも深く関連していている事などを深め合うことができました。支部では、この「福祉ビジョン」の学習会をすべての分会で開催しようと呼び掛けています。
福祉は権利ビジョンは一般にもお分けしています。希望者は滋賀支部までメールなどで連絡ください。
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