〈厚生労働省〉保育士の給与改善、一歩前進か
1月8日の京都新聞(共同通信)で、「私立保育士給与増へ 4月から月1万円」との報道がされました。(
http://www.kyoto-np.co.jp/top/article/20130108000006)記事中にある補正予算については、「政府は、緊急経済対策を盛り込む2012年度補正予算案の規模を12兆円程度とする方向で与党と最終調整に入った」との報道がされていて、保育士等の待遇改善に使われるのは438億円で補正予算全体のわずか0.37%。厚労省は若者を中心とした就労支援対策など雇用関連で計2100億円を要望しています。
この報道について、福祉保育労組が厚生労働省に確認したところ、現時点で①通常の保育所運営費とは別に基金に積み増しする、②民間給与等改善費の仕組みを使って運営費に加算、③財源は今のところ国10分の10を想定している、といった内容だということです。ただし、支給方法、期限、スケジュールなども含めて確定しているわけではなく、政府の補正予算全体のなかで審議されていく見通しです。
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